確定拠出年金とは

自分の老後を支える確定拠出年金とは

自分で運用していく私的年金としての役割

公的年金の受給開始年齢は、60歳ではなくなっている現在、定年延長も65歳までとなってきています。寿命も延びている今、公的年金だけでは食べていくことが難しくなり、退職金の金額も怪しくなっている現状になっています。老後の資金がますます心配になっているでしょう。そこで頼りにしたいのが、2001年に導入された確定拠出年金制度です。国が運用している公的年金制度ももちろん残っていますが、新たに自分で運用していく私的年金としての役割になるのが確定拠出年金制度になります。企業が導入するものと個人が加入するものに分かれますが、運用のイメージは、どちらも毎月一定額の掛金を拠出して、自分で運用していくということになります。60歳~65歳まで運用することになる制度ですが、掛金の金額や運用の差によって、将来の受取金額にも差が出てきます。もし、積み立てた元金より減ったとしても、自分の責任ですので、誰のせいにするわけにもいかない性質のもので、運用方法を勉強しながら積み立てていかなければなりません。大幅に増えるかもしれませんし、減るかもしれないという、ある意味、厳しい状況に置かれるのが私的年金制度だともいえそうです。

最終的に受け取る年金額は、ここで違う

2001年から導入された確定拠出年金制度ですが、いろいろな条件があったため、加入できない方もいましたが、2017年1月から、20歳以上の人がほぼ全員が加入できるようになりました。確定拠出年金は、企業や個人が掛け金を積み立てて、自分で運用して、将来受け取る年金になります。加入者自身が何十年も資産を運用することになるため、最終的に受け取る年金額は、個々の運用次第で違ってきます。掛金ですが、法律上掛金を納めるのは、企業型では60~65歳、個人型では60歳までですから、以降は運用指図者(運用だけをする人)になる他、加入者であっても掛金を納めたくない場合は、条件次第で運用指図者を選択することも可能です。